旅館白磯アートギャラリー

赤崎伝三郎の美学

「旅館白磯」は、まるで天草の迎賓館です。
昭和初期に赤崎伝三郎が建てた当時は、まだ旅館ではなく赤崎伝三郎の私邸でした。
明治時代にマダガスカルで大成した赤崎伝三郎は、故郷に錦を飾るように昭和初期に天草では珍しい豪華な和館と洋館建て家を建てます。
この館の至るところに建築の粋を集めた匠の技が施されていて、美しさに思わず息をのみその場にたたずんでしまいます。
ここでは、赤崎伝三郎の美学ともいえる「旅館白磯」のアートをご紹介します。

和館アート

和館の玄関は落ち着いた雰囲気の中に、どこか懐かしさを感じる風情があります。
幼い頃にどこかで見たことがある風景です。

洋館アート

洋館の玄関は、ひなびた黄土色のレンガとコンクリートの色合いが昭和初期のノスタルジーを感じます。
ここは天草、南蛮の風が漂うところです。

エトセトラアート

旅館白磯の至る所に気にかかるアンティークな美術品があります。
それは美術品というよりも、本来旅館にある品物なのですが、しかし昭和初期のものとなればとても貴重な美術品です。